Wagtail 6.0以降でのModelAdminの移行について
# Wagtail 6.0以降でのModelAdminの移行について
Wagtail 6.0以降では、`wagtail.contrib.modeladmin`が非推奨となり、代わりに`wagtail_modeladmin`パッケージの使用が推奨されています。この記事では、移行の手順と注意点について説明します。
問題の背景
Wagtail 6.0以降で以下のようなエラーが発生する場合があります：
これは、`wagtail.contrib.modeladmin`が非推奨となり、別パッケージとして提供されるようになったためです。
解決方法
### 1. wagtail_modeladminのインストール
まず、`wagtail_modeladmin`パッケージをインストールします：
### 2. settings.pyの修正
`INSTALLED_APPS`から`wagtail.contrib.modeladmin`を削除し、代わりに`wagtail_modeladmin`を追加します：
### 3. インポート文の修正
`wagtail_hooks.py`などのファイルで、インポート文を修正します：
注意点
- Wagtail 6.0以降では、`wagtail.contrib.modeladmin`は非推奨となり、将来的に削除される可能性があります
- `wagtail_modeladmin`は別パッケージとして提供され、より多くの機能と柔軟性を提供します
- 将来的には`SnippetViewSet`への移行も検討することをお勧めします
参考文献
- [Wagtail Documentation - ModelAdmin](https://docs.wagtail.org/en/stable/reference/contrib/modeladmin/index.html)
- [Wagtail ModelAdmin Package](https://pypi.org/project/wagtail-modeladmin/)
- [Wagtail 6.0 Release Notes](https://docs.wagtail.org/en/stable/releases/6.0.html)
関連するコマンド
移行後、以下のコマンドを実行して変更を適用します：
これにより、新しい設定が適用され、エラーが解消されるはずです。